2011-02-23

前口上 - 執筆を再開するのこと

思えばこのブログを書き始めたのが、2006年。かつての僕は貧窮の極みにあり、インターネットであろうが、仮にそれがイントラネットであったとしても、気づかないほどの錯乱状態にあった。そして、幾ばくかの銭を握り締め、ノートPCを買って、当時電話回線も無かったものだから、手持ちのPHSに繋いでネットの海原に飛び込んだのだった。その時から早5年。パソコンでゲームをやる以外にさしたるアイデアも持ち合わせていなかった僕は、ただただ波の間にまに、溺れそうなカモメ見つめ泣いていた、あれから早五年。

そう、気づけば五年。その頃知り合った友人は旧知の仲となり、かつての親友は遥か僻地にあり。時の流れは早いというが、その奔流に流されたのは、僕だったか、友だったか。或いは、嘗て、僕が持ち切れぬほど、持て余すほどあった創作意欲だったか?(それは殆ど形を成さなかったが)

早五年。もう五年。嘗て程の情熱もなく、ただ流され終わるをよしとせぬ、終電間際の駆け込み乗車の心地だろうか?今、三度、四度、幾度再びキーを叩く。つまりはそういうことである。

まずはFragmentsにまつわる断片を、あてどなく書き綴る予定だ。近年手習いした文書構造には目も暮れず、ただただ思いつくまま、そこはかとなく書き綴る所存。


全く読み手がいないのは承知の上。脳内探偵ならぬ、脳内口上。まずはお立会い。



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